大阪から東京にやってきてこの夏で三年。
劇団員が増え、
劇団は10周年を迎え、
事務所に入り、
憧れの本多劇場で公演し…
けれど、僕らは道半ば。
コドモキョジンらしさを
まだまだ世界に伝えきれていない。
そう、「伝える」というのは
戦いなのだ。
「生きていくには、三度の飯より
夢こそが必要なのだ!」
ということを伝えるために、
僕らは戦っている。
「夢」を現実にするために、
僕らは戦っている。
演劇は、
この資本主義世界における
最後の「手作りの夢の城」だ。
その城を築き、守り、「現実」への
攻撃拠点とすること。
その城へ、より多くの人たちを迎えいれること。
そのために、僕らはこれからも精一杯戦い続けたい。
劇団子供鉅人代表
益山 貴司