上演スタイル / 劇団について / 劇団のマークについて / 誰がいるのか
■ 上演スタイル
旗揚げからスタイルを模索し続け、現在は三つの上演形態によっています。
1.「ライブハウスやクラブなどでの上演」
これまでにはジャーマンロックの巨星グルグルのドラマー「マニノイマイヤー」や「灰野敬二」「あふりらんぽ」「デグルチーニ」ら多くの国内外のアーティストと共演しました。作風は特定せず、ナンセンスな笑いや即興を基調に対バンとの関係から産まれる作品を上演してきています。また、劇団企画の「ウジカヴィカジコ」というイベントを主宰しており、4月にはベルギーのバンドを迎えて難波CLUB SAOMAIにて開催します。
2.「ポコペンでの上演」
劇団の事務所である築100年の長屋「ポコペン」にての演劇公演。畳敷きのいわゆる9坪長屋の座敷にて20名の観客限定で行っているロングラン公演です。作風は、言葉の質量や気配を伝える役者主体の台詞芝居です。「せまい家の中での上演」というシバリを逆に利用し、演劇の空間の可能性を探っています。これまでにチェーホフの「三人姉妹」と「桜の園」を戦前の売春宿を舞台に掛け合わせて改作した「奥の家」を上演しました。
3.「劇場での本上演」
1や2で蓄積した経験を劇場にて押し広げる公演であり、子供鉅人の一番重要な演劇公演です。人間の生きる不安や喜びをシュールなシュチュエーションで綴りながら、ノスタルジックでポップな舞台美術、生バンドを交えて物語の興奮を立体化させる公演です。特に、ベルギーツアーをきっかけに専属楽団「子供鉅人オルケストラ」を結成するなど、近年は「音楽劇」としての上演を目指し、よりエンターテインメント性の高い舞台の創造を企んでいます。
kodomokyojin
Kodomo = Child.
Children are wishing for toys in their dream,
offering small change and cakes to the ghost.
Their is no doubt that ghosts reside behind small shadows,
which are made by potted plants,
in front of their old house,
in the dephts of an alley.
Kyojin = Giant.
The giant noticed both his legs had become a ski resort,while dozing,
but has forgotten while looking at women playing by the sea.
Before he realized,he was emptied toes to throat and was made into a highrise hotel.
He couldn´t shout [Hey baby!Trow me that ball]anymore.
kodomokyojin = the atlas
= the ether
= theater
■ 劇団について
05年、代表の益山貴司を中心に結成。「子供鉅人」とは、「子供のようで鉅人、鉅人のようで子供」の略。路地奥のふる長屋を根城にし、演劇のダイナミズムに添いながら夢や恐怖をモチーフに、奔放に広がる幻視的イメージを舞台空間に自由自在に紡ぎ上げる。音楽劇や会話劇など、いくつかの方法論を駆使し、世界に埋没している「物語」を発掘する劇団。劇場のみならずカフェ、ギャラリーライブハウスなどで上演、共演したりとボーダーレスな活動を通して無節操に演劇の可能性を喰い散らかしている。近年はフランス、ベルギーで上演し海外にもその食指を伸ばしている。
07年夏にはベルギー国内を中心に大阪のバンドとともにツアーを行う。小劇場、映画館、クラブ、倉庫など様々な場所で十数回の公演を挙行し、現地の演劇人やミュージシャンらと交流しながら作品作りを進めた。現地の観客から「ダダ歌舞伎」と呼ばれ、ある男の悲喜劇を台詞を使わず音楽と動き、ダンスで表現した。
また、ジャンルを越えた新しい舞台芸術の可能性としを秘めた新進アーティストを発掘し、広く紹介する企画、第一回「CONNECT芸創精華」(審査員:後藤ひろひと、谷口純弘、服部滋樹、東野祥子、ヤノベケンジ)により優秀劇団に選出され精華小劇場似て上演、好評を得ました。
■ 劇団のマークについて

「狐眼鏡」。この手で狐の嫁入りを覗くと、狐が見えるという伝承から「見えないものを見る」という意味で。
■ 誰がいるのか
益山 貴司(ますやま・たかし)/ 劇作家、演出家、俳優
大阪森町生まれ。幼稚園の学芸会に於ける「馬にのる人」役で演劇デビュウ。内弁慶でお化けを怖がる青春を過ごし、二十世紀終わり頃、子供時代の妄想や恐怖をインスピレーションの源泉として劇作家、演出家としての活動を開始。

益山 寛司(ますやま・かんじ)/ ダンサー、画家

BAB(バブ)/ 口琴奏者、俳優

蔭山 徹(かげやま・とおる)/ 俳優

真栄田 貴豊(まえだ・たかひろ)/ 俳優、真栄田商会

奥野 彩夏(おくの・あやか)/ 制作、俳優
前川 鈴香(まえかわ・すずか)/ 制作
撮影協力:橋本 大和
